不動産売却をお考えの方へ！発…｜お知らせ・不動産売却情報・不動産コラム　一覧

家の住み替えや相続した遺産の処分など、不動産売却を検討するケースはさまざまです。
そのようなときに、不動産売却についての知識を最低限つけておかないと、不誠実な不動産会社に隙をつけ込まれてしまう可能性があります。
そうならないためにも、今回は売却にかかる費用を中心に解説します。

□売却にかかる費用の内訳

不動産の売却にかかる手数料は、仲介手数料や印紙税、登記費用などのようにいろいろあります。
具体的には、以下のような費用がかかります。
・仲介手数料
・印紙税（売買契約書に課税）
・登記費用（司法書士報酬や抵当権抹消にかかる費用）
・必要に応じてかかるその他の費用（測量費、解体費、廃棄処分費、etc.）
・引っ越しにかかる費用

□仲介手数料について

不動産売却にかかる費用について紹介しましたが、ここではその中でも仲介手数料についてピックアップし、解説します。

仲介手数料とは、不動産売却を行う際に不動産会社に不動産の販売活動を行ってもらい、仲介業務の報酬として不動産会社に支払われる手数料です。
仲介手数料に含まれるのは、物件情報サイトへの情報掲載やチラシの配布など営業活動の通常業務で発生する費用であり、通常では行わない測量や建物の解体などを行う場合、別途費用がかかります。

＊仲介手数料の相場

仲介手数料は、消費者が不利益を得ないように、法律で上限が定められていて、不動産の売却価格によって変動します。
仲介手数料の上限は、200万円以下である場合は（売却価格×5パーセント）+消費税10パーセント、200万円を超えて400万円以下である場合は（売却価格×4パーセント+2万円）+消費税10パーセント、400万円を超える場合は（売却価格×3パーセント+6万円）+消費税10パーセントとなります。
不動産会社は、自社の利益が最大になるように仲介手数料を上限いっぱいまで設定していることがほとんどです。

例えば、不動産の売却価格が3000万円である場合、売却価格が400万円を超えるので、仲介手数料の上限の計算は（売却価格×3パーセント+6万円）+消費税10パーセントの式に当てはまります。
そのため、（3000万円×3パーセント+6万円）+消費税10パーセントのため、仲介手数料は105.6万円になります。

＊売買成立しなくても仲介手数料を支払わなくてはいけない場合

「成果報酬」であるため、仲介手数料は売買契約が結ばれた時に50パーセント支払い、家を引き渡した後に残りの50パーセントを支払います。
しかし、「売買契約後に売主または買主の事情で契約を解除する場合（手付け解除）」「売買契約をどちらかが守らなかった場合に契約を解除するケース（違約解除）」のどちらかの場合のみ売買が成立しなくても、手数料の支払いが請求されます。

□不動産売却で仲介手数料で損しないための注意点

不動産売却の仲介手数料で損しないための注意点は主に2つあります。

1つ目は、仲介手数料についての知識を身につけておくことです。
仲介手数料についての知識を最低限持っておかないと、不誠実な不動産会社に隙をつけ込まれる可能性があります。
何か疑問を感じた場合には、納得できるまで確認を続け、不誠実な対応が続くのであれば、依頼する不動産会社を再考することをおすすめします。

特に、「上限額を超える手数料代を請求する」「あたかも法律で一律で定められているかのように説明する」「仲介手数料以外にも広告費を当たり前に請求する」このような場合は警戒するようにしましょう。

2つ目は、仲介手数料に見合った働きをしてくれる不動産会社を選ぶことです。
仲介手数料とは、前述したように決して安いものではなく、不動産会社のサービスの対価として支払うものです。
そのため、不動産会社のサービスが支払う仲介手数料に値する働きをしてくれるかどうかを見極めることが大切です。

□その他にかかる費用

仲介手数料以外にも、不動産の売却時には以下のような費用がかかる場合があります。
・廃棄物の処分費（10万円から50万円ほど）
・敷地の測量費（50万円から80万円ほど）
・建物の解体費（100万円から300万円ほど）
・ハウスクリーニング費（5万円から15万年ほど）

これらはあくまでも一般的なケースで費用の目安です。
不動産売却の仲介会社に依頼すると、多くの場合概算を教えてくれて、これらのサービスを行っている専門会社を紹介してくれます。
もしくは、自分でインターネットで専門の会社を探して依頼する方がやすくなる場合もありますが、その場合は注意しなくてはいけない点があります。
それは、解体業者を比較する際に見積価格だけを確認するのではなく、作業内容についてもきちんと確認し、近隣の方への配慮を忘れないことです。

□まとめ

今回は、仲介手数料を中心に不動産売却について解説しました。
しかし、大まかな知識だけでは不安になる方が多いでしょう。
そんな時は、当社のように売却実績が豊富な会社に相談してみるのがおすすめです。
当社は、常総市、筑西市周辺での不動産売却を取り扱っているので興味のある方はぜひご相談ください。