不動産買取を検討されている方…｜お知らせ・不動産売却情報・不動産コラム　一覧

「不動産買取の進め方についてくわしく知りたい」
「不動産買取をを行う前に知っておくべきことはあるか」
筑西市にお住まいの方で、このようにお悩みの方も多いでしょう。

そんな方に向けて今回は、不動産買取の進め方についてくわしくご紹介します。

□不動産買取の進め方について

不動産買取は、5つのステップで行われます。

1つ目は、事前の準備です。

不動産の手続きにはさまざまな書類が必要です。
それらの書類を事前に準備しておくことで取引をスムーズに行えます。
事前に準備しておく必要な書類として、登記済権利書、売買契約書、固定資産税評価証明書、耐震診断報告書、建築確認通知書、建築設計図が挙げられます。

その他にも、物件を購入した際のパンフレット、地積測量図などを用意しておくと良いでしょう。
これらの書類がない場合でも、査定を実施してもらえますが、これらの書類が揃っている方が正確な金額が提示されやすく、買取金額の値上げ交渉も行いやすいです。

加えて、売却を検討している物件の相場も把握しておきましょう。
物件の相場を把握しておくことで、不動産屋の不当な査定額を見抜くことにつながります。

2つ目は、買取査定です。

書類の準備と売却を考えている不動産の相場が把握できれば、査定を開始します。
査定は、大きく2種類あります。
それは、机上査定と訪問査定です。

机上査定のメリットは、手軽に査定額を知れることです。
訪問査定のメリットは、正確な買取金額を提示してもらえることです。
自身の状況に合わせて、最適な最適方法を選択しましょう。

3つ目は、査定価格の提示と契約条件の合意です。

査定が完了したのち、不動産会社から買取金額の提示があります。
この金額に納得できない場合は、具体的な契約内容の話し合いを行い、買取金額を決定します。

不動産、現金引き渡しのタイミングなどのスケジュールや、家財道具や空調設備などをそのまま引き渡すのかどうかをしっかりと話し合いましょう。
特に売却代金の決済を行うタイミングはしっかり決めておきましょう。
このタイミングが決められていないと、のちの売買活動に大きな影響が出てしまいます。

4つ目は、不動産売買契約の締結です。

売却金額やスケジュールが決まれば、いよいよ契約の締結です。
契約内容の再確認、水回りや空調設備の確認、物件に欠損箇所がないか、などを不動産会社のスタッフと一緒に確認しましょう。
問題がなければ契約書にサインを行い、手付金があれば受け取って完了です。

5つ目は、残金決済と引き渡しです。

契約を締結したのち、あらかじめ決めておいたスケジュール通りに売却金の受け取りと物件の引き渡しを行います。
売却金の受け取りと物件の引き渡しに向けて、法務局などに書類を届け出たり、水道やガスなどの管理会社に届け出を行ったりする必要があります。
引っ越しの準備など慌ただしくなりますが、事前に決めたスケジュールに従ってしっかりと処理しましょう。

決済日の当日は銀行などで司法書士に各種手続きを行ってもらいましょう。
書類や鍵を引き渡してすべての手続きが完了します。

□不動産買取の本格的な決定の前に知っておくべきことについて

不動産買取の本格的な決定の前に知っておくべきこととして、不動産会社の選び方が挙げられます。
不動産買取は、売主と不動産会社の取引です。
そのため、適切に対応してくれる不動産会社を選ぶことが大切です。

不動産会社を選ぶ際のポイントは、大きく2つあります。

1つ目は、売主に寄り添ってくれるかどうかです。
売主側は、不動産買取に関しての知識がほとんどないケースが多いです。
不動産買取を進める上で、疑問に思うことや不安に感じることが出てくるでしょう。
そんなときに売主に寄り添って、疑問や不安を解消してくれる不動産会社を選ぶことが大切です。

2つ目は、対応が迅速であることです。
売主のアクションへの対応が迅速である不動産会社は、信頼のおける会社であると言えるでしょう。
質問をしても対応が遅いと、不動産買取を積極的に進められませんよね。
不動産会社との話し合いを通じて、対応のスピードを確認することが大切です。

□不動産の買取で注意すべき2つのポイントについて

不動産買取の際に注意すべきポイントは、2つです。

1つ目は、リフォーム済み物件の取り扱いが多い不動産会社を選ぶことです。
リフォーム済み物件は、どこかで買い上げられた不動産をリフォームし、再販売されたものである可能性が高いです。
そのような物件を多数取り扱っている不動産会社は、買取の実績が多いということの判断材料の1つになるでしょう。

2つ目は、所有者が複数の場合、売却前に事前の準備と話し合いを行っておくことです。
物件の共同所有者がいる場合、売却前に条件などを話し合って売却金額に対する同意を得ておきましょう。
共同所有者が行方不明の場合などはそのままでは売れないため、司法書士または弁護士に相談をして、所定の手続きを行うことが必要です。

□まとめ

今回は、不動産買取の進め方についてくわしくご紹介しました。
本記事が、不動産買取の進め方を把握することの一助になれば幸いです。
不動産の買取を検討されている方は、お気軽に当社にお問い合わせください。
真摯に対応することをお約束します。